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介護は隠さずオープンにしよう | かいごとおかねのはなし

介護生活は終わりがみえない。だからこそ、周りにオープンにしよう

介護

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こんにちは。さゆりです。

40代で「親が施設に入居している」という方は、どのくらいいるのでしょうか。

わたしの場合、同年代の知人では、まだ聞いたことがありません。

むしろ親が元気で、一緒に買い物へ行ったり、旅行する方も多いです。

そのような話題を耳にすると、「親と仲良くできる関係性」をいいなと思うこともありますし、「親が元気な証拠」という事実もまた、うらやましく思ったりします。

※わたしの母は、自力歩行で10歩がやっとな状況です

友人と実家の話題になったときも、「介護している親がいて」と言うと戸惑わせてしまいそうなので、自分のことは話さないようにしています。(相手を見て話すようにしています)

しかし、職場では上司・同僚には「介護中の親がいる」ということを、割とオープンに伝えてあります。

職場にプライベートなことを言いたくない、という思いもあったし、直属の上司や同僚が理解を示してくれるか不安になる気持ちも、少しだけありました。

しかし、そんなことは気にせず、自身が大変な状況であることは伝えるべきだと思うのです。

ここでは、

・なぜ職場には、介護が必要な親がいることを伝えるか

・介護する親がいることをオープンしてよかったこと

について、実例を踏まえて解説します。

ぜひ記事を読んでください。

職場に「介護している親がいる」ことを伝える理由:介護は親が生きている間、ずっと続く仕事だから。

まず介護は、「先行きの見えない仕事」です。

また「わたし、親を介護をしているんだよね」と、自分のプライベートを進んで話さない限り、他の人に気づかれにくいことでもあります。

しかし介護が始まると、さまざまな理由で、仕事を休まざるを得ない場面が出てきます。

(ケアマネさんとの話し合い、通院の付き添い、施設見学など)

そのようなとき「親の介護で休む、早退・遅刻をする」と言わずに、その都度「〇〇で休みます」「××で遅刻します」など違う理由を言ってたら、周りは「なんでそんなに休むのか」「具合が悪いのか」と誤解を生むことになります。

その誤解が生じた結果、職場に居づらくなり、「介護離職せねば・・」という最悪の選択をしてしまうかもしれません。

しかし、「介護が必要な親がいます」と早い段階で伝えておけば、家庭の事情を分かってもらえるので、休暇や早退などを取るときも、言いだしやすくなります。

最初は勇気がいるかもしれませんが、でも多くの方は「親」がいるので、理解してくれる人が大半です。

「介護の必要が出てきたら、まず上司に報告を」

自身を滅ぼさないためにも、伝えるようにしましょう。

介護をオープンにして良かった点1つめ:休みの調整を受け入れてもらいやすい

同僚に「介護が必要な親がいる」ということを伝えてよかったことは、まず「休みなどの調整を受け入れてもらいやすい」です。

午後休を取るために在宅ワークにしてもらったり、仕事との両立はしやすかったです。

もちろん職種によっては休みが取りづらいなどもあると思いますので、全てがあてはまるわけではありませんが。。

シフト制の仕事であっても、あらかじめ休まなければならない日を伝えておくことで、休みやすくなるのではないでしょうか。

介護をオープンにして良かった点その2:同僚が介護に直面した際に、話を聞いてあげられる

こちらは意外だったのですが、先輩の親御さんに介護が必要になったとき、先輩の相談相手になってあげられるということです。

多くの人は「介護初心者」で親の介護に直面するため、介護保険をはじめとする制度・施設の種類・介護度認定の進め方など、知らないことばかりで不安な気持ちになります。

そんな時、同僚など身近な人が「介護経験者」である場合、知らない制度やサービス、また複雑な胸中などを打ち明けやすくなるようです。

もちろん、各家庭で経済状況や家族関係も様々なので、全てに対応できるわけではありません。

わたし自身は、結構複雑な家庭で育っているのと、在宅介護が心身ともに難しかったので「施設介護」の一択で進めました。

しかし、ごく普通の家庭で育った方の多くは、「介護は大変だけど、施設に入居させて良いのだろうか」と葛藤をしてしまうようですね・・

そのような時、

  • なぜ施設介護を選択したか
  • 施設介護を選んだ後の親との関わり方について、経験を踏まえて話をすることができる

といったことを伝えることができるので「自分の経験が人の役に立つ」ということの発見にもなりました。

施設介護の理由:親との生活がしんどくて、自身が壊れそうだったから

わたしが施設介護を選択した理由は「母と一緒に生活を始めたが、自分の心が壊れそうになってしまったから」です。

家を出てから15年が経ち、実家との距離も「ほどよい」を保ってきました。親のことは大事な反面、苦労もあったため、実家を出てホッとする気持ちもあったのです。

母親に介護が必要になったことが分かり、母を一人にさせることもできなくて「定期的に実家に通う」という選択もなく、私の家で一緒に生活を始めたのですが・・

わたし自身が、生活ペースを乱されてしまい、絶望感でいっぱいになってしまいました。

  • 雑談したくないときに話しかけてくる、しかもどうでも良いゴシップネタ
  • 認知症が少し入っていたので、嘘か本当か分からない被害妄想

夫や子どもたちは、少しストレスを感じる程度に見えましたが、、それでも無理していたと思います。

そして私自身が

  • この生活はいつまで続くんだろうか。母がいなくなるまで続くってことだよね・・
  • 苦しい、逃げ出したい、母のいない世界へ行きたい

と強く思ってしまいまして、早急に施設検討に入りました。

まとめ:介護をオープンにして、自身が生きやすい環境を作っていこう

介護は何年続くか分からないため、何度も迷ったり、絶望したりすることもあります。

そんな時に、身近に話せる人がいることで、自身を追い込まずに生きていけるようになる。

そのような理由からも、周りの人にオープンにしてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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